心の病
すんなりとけこめることが出来て嬉しかった。

受け入れてもらえてすごく嬉しかった。


そんなある日、私の荷物がことえさんという一つ上の先輩の上に乗せてしまっていた。

無意識だったため悪気があったわけでもない。

個人ロッカーがなくクローゼットの中に私物を入れるようになっていた。

めちゃくちゃ怒鳴られた。

私はよくわからずトイレにこもり、泣きながらリストカットをしていた。

その幅は広く血がしたたり落ちるくらい真っ赤に染まっていた。
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