また明日。
あたし、成績下がった。
「樹理、どーした?やばかった?」
真綾があたしの通知表を覗き込もうとしたのであたしは焦って閉じた。
「……うん、かなりやばかった…。てか下がっちゃった」
あたしはケラケラと笑った。
「まーしょうがないよね!!あたしだって、4ばっかりだったよん」
「あたしも!!」
*
冷蔵庫からサイダーを取り出し、立ったまま飲んだ。
「暑いっ!!」
最近、自然と口にしてしまうのが、この言葉。
首を一回転させ、伸びをするのも、癖になっている。
「あーもーお母さん、冷房つけて。暑すぎるし!!」
「やーね、幼稚園生じゃないんだから、自分でつけなさいよぉ」
ベランダから洗濯物を取り込みながら母が言う。
あたしは渋々ソファに座り、扇風機と冷房を同時につけた。
棚の上からリモコンを手に取り、テレビをつける。
「なんだ、報道番組ばっか」
後ろに振り返り、時計を見る。時刻は4時を回っていた。
「あ、そうだ、今日から始まるドラマが…」
「樹理、どーした?やばかった?」
真綾があたしの通知表を覗き込もうとしたのであたしは焦って閉じた。
「……うん、かなりやばかった…。てか下がっちゃった」
あたしはケラケラと笑った。
「まーしょうがないよね!!あたしだって、4ばっかりだったよん」
「あたしも!!」
*
冷蔵庫からサイダーを取り出し、立ったまま飲んだ。
「暑いっ!!」
最近、自然と口にしてしまうのが、この言葉。
首を一回転させ、伸びをするのも、癖になっている。
「あーもーお母さん、冷房つけて。暑すぎるし!!」
「やーね、幼稚園生じゃないんだから、自分でつけなさいよぉ」
ベランダから洗濯物を取り込みながら母が言う。
あたしは渋々ソファに座り、扇風機と冷房を同時につけた。
棚の上からリモコンを手に取り、テレビをつける。
「なんだ、報道番組ばっか」
後ろに振り返り、時計を見る。時刻は4時を回っていた。
「あ、そうだ、今日から始まるドラマが…」