誓い。もう一度、大切な人を思って
最初は、
涼の妻もまた見えるようになるって、期待して待ってたが、
時間のせいで、
二人の感情はだんだん冷めていき、
ある日喧嘩したとき、彼女は
「目が見えない人と暮らしたくない!!!」
と、大声で言った
涼は、
一瞬で心が凍りつきた
「…離婚しよう…」
決心がつき、苦痛だが、涼はそう言った
離婚届に印鑑が押された
涼の妻は振り返らないで、そのまま出て行った
もうすでに、
暗い世界と戦う勇気を失った…