誓い。もう一度、大切な人を思って
失った姿
一ヶ月が過ぎた
涼はテストがあって、有希に構うことを忘れていた
有希の友達は、
有希の誕生日のために準備をしていた
このとき、有希はやっと気づいた
有希の記憶の中には、
涼の誕生日以外、
誰の誕生日も覚えていなかった
涼の誕生日プレゼントを買うために、
バイトを始めた
そして、すごくいい香りがする
高級香水をプレゼントしようとした
有希は涼が住んでるアパートの下で、
涼の帰りを待っていた
だが、いくら待っても、
涼は帰ってこない……