あなたとひとつになりたい
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○月×日 火曜日

…はああ…。

へこむなぁ…。

だって優くん、昨日、あの話してみたら走って逃げちゃうんだもん。

優くんのへたれ!

バカ!


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そこまで書くと、図書館の扉が開いた。


「みう……」


「優くん!」


「昨日の話…冗談だよな?」


「ーーー冗談な訳、ないでしょ?やっぱり…無理なの?」


「当たり前だろ!!」


「意気地なし!!」


「みう!!待てよ!」


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