あなたとひとつになりたい

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○月×日曜 水曜日


昨日、あたしが怒って図書館を飛び出したら、優くんは泣きそうな顔で追いかけて来た。


……無理だって、そんな事したくないって、そう言って優くんはあたしを抱きしめた。


優くんは、分かってない。


あたしにとって…それは何よりも幸せな事なのに。


どうしたら分かってくれるのかな？



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この日、優くんはいつまで経っても図書館にやって来なかった。