回る回るくるくる回る
桂『それで、マサルは何しに来たの?』


マ『人の話、聞いてた!?』


桂『もちろん。それで、マサルは何しに来たの?』


マ『まったく聞いてねぇじゃねぇか! き、貴様ぁぁぁ!』


桂『ちょっと暴れないでよ、マサル。そもそもなんでそんなに怒ってるの? 花村君、説明して。』


花『たぶん入学式の日の事が原因だと思……』


佐『花村ぁぁぁ!』


花『何!?』


佐『誰がそんなわかりきった事を話せなんて言った?』


花『い、いや、さっき桂君が説明し……』


桂『そうやってすぐ他人のせいにするんだ? 人として恥ずかしくないの?』


花『君達と友達になったのが恥ずかしいよ。』


佐『えっ、俺ら友達だったの?』


花『もう涙が止まりません。』


マ『てゆーか、さっきから俺の事シカトしてね?』


桂『そんな事ないよ。ちょっと自意識過剰なんじゃない?』


佐『マサルのくせに。』


マ『マサルは関係なくね?』


桂『てゆーかさ、マサルに言いたい事があるんだけど。』


マ『んっ、なんだ?』


桂『さっき校内放送で校長に呼び出されてたよ。』


花『(またやる気!?)』
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