回る回るくるくる回る
第6章‐球技大会
佐『これから殺し合いをしてもらいます。』


花『嫌です。』


桂『死ね。』


花『ぎゃあぁぁぁ! ちょっ、今、ナイフ投げた!?』


桂『投げてないよ。』


花『明らかに嘘だよね!?』


佐『まったく、被害妄想の激しい奴だなぁ、○○○○は。』


花『もはや伏せ字!?』


桂『それで、僕達は何の種目に出ればいいの?』


花『えっと、たぶんバスケットボー……』


佐『言わせねぇよ!』


花『ぎゃあぁぁぁ! ちょっ、またナイフ!?』


桂『相変わらずツッコミに進歩ないね。』


花『さらにはダメ出し!?』


佐『てかさ、バスケだとあと1人必要じゃね?』


花『あー、確かあと1人はV君だったと思うよ。』


桂『ちょっと、なんでV君なの? 一般的に考えて、此処は普通、A君とかでしょ。』


佐『まったく、もっと常識的に考えろよな。』


花『……いつか殺してやる。』


桂『へぇ、この武を極めた僕と勝負する気?』


花『絶対に勝てねぇ!』


佐『ほぉ、この引きこもり歴8年の俺とも勝負する気なんだな?』


花『弱っ! 心身ともに最弱じゃん!』
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