ただ、好きなんだ。

「何なのあなた!!
なんで私の隣になんかいるの!?」

我慢できなくなって叫んだ。
クラスの視線が一斉に
向けられた。

一方あいつは、
無表情のまま、

「いや、
ここオレの席だから。
名前書いてあるでしょ。
ナカジマ シュンって。」

なかじましゅん?
ナカジマシュン?
どっかで聞いた名前。

あっ!!!
中島 瞬!!!!
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