君に出会えて
プロローグ



☆春 -4月-☆

私は高校生に
なっていた。

【遥 はるか】
私の名前,
母親と
2人暮らしだけど
母親が家に帰って
来るのは月に数回。

別に帰ってきて
ほしいとも
思ってないけど,
生活に不自由
してないし
お金だって毎月
余るほど振り込んで
くれてるし。



遊ぶお金なんて
いくらでもあった。
1人で寂しいなんて思ったことなかった。



だって
私1人ぢゃないよ



「遥飲もーよ」
毎晩のように
遊んで飲んでいる友達
【まき】


まきとは中学の
時からの付き合い。


もちろん
信頼してるし
まきも
信頼して
くれてるし。



友達も男も
不自由して
ないしね。



別に
好きじゃなくても
顔がそれなりに
良ければ
付き合っていた。



ってか
今まで好きで
付き合ったことないんだけどね。



『好き』
っていう感情とか
よくわかんないんだよね。



高校生にもなって
初恋まだとか
うけるけど



そんなんいらないしね。






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