嘘で隠された現実(リアル)
「わざわざ報告するまでもないかと…」
「ふぅん。ま、別にいいけど」
責めるつもりはないので、祝福の意を込めて笑った。
「おめでと」
「あー‥うん」
「ありがとう」と 照れる水月の横で、郷花さんは嬉しそうに笑った。
やっと想いが通じた郷花さんは本当に嬉しそうで、とても綺麗だった。
「あ、そうそう、これお土産のケーキ。後で一緒に食べましょ?」
「ありがとうございます」
俺はケーキの箱を見て、軽く頭を下げた。
「どういたしまして。それじゃ、このケーキ冷蔵庫に入れてきて、水月」
「え、俺が?」
「ついでに車も回してよ。私は準備して、すぐ行くから」
「はいはい」
水月は渋々といった様子でケーキを受け取り、部屋を出て行った。
「‥ねぇ、朱月くん。実は貴方に、もう1つお土産があるのよ」
「え?」
郷花さんはニッコリと笑い、鞄から取り出した物を机に置いた。
CDのようだ。
俺はそれを持ち上げ、郷花さんを見上げた。
「何すか?これ」
「ふぅん。ま、別にいいけど」
責めるつもりはないので、祝福の意を込めて笑った。
「おめでと」
「あー‥うん」
「ありがとう」と 照れる水月の横で、郷花さんは嬉しそうに笑った。
やっと想いが通じた郷花さんは本当に嬉しそうで、とても綺麗だった。
「あ、そうそう、これお土産のケーキ。後で一緒に食べましょ?」
「ありがとうございます」
俺はケーキの箱を見て、軽く頭を下げた。
「どういたしまして。それじゃ、このケーキ冷蔵庫に入れてきて、水月」
「え、俺が?」
「ついでに車も回してよ。私は準備して、すぐ行くから」
「はいはい」
水月は渋々といった様子でケーキを受け取り、部屋を出て行った。
「‥ねぇ、朱月くん。実は貴方に、もう1つお土産があるのよ」
「え?」
郷花さんはニッコリと笑い、鞄から取り出した物を机に置いた。
CDのようだ。
俺はそれを持ち上げ、郷花さんを見上げた。
「何すか?これ」