運命の人はお義兄様
俺は車に乗り込むと
早速予備に乗せておいたスーツに着替えた。
「スーツが似合う様になってきたな」
親父がバックミラーごしに言ってきた。
「制服と変わらないからね。まだまだ父さん程じゃないよ」
「ハッハハ。お前に言われると照れるな」
やっぱり親父はどっか抜けてる気がする
「今日は急な会食だけど、なんかあるの?」
「あぁ。今日は優さんが絋希に話があるらしいぞ」
「ふ-ん。なんだろう!?」
「いい話っぽかったぞ」
「そうなんだ…」
優さんが俺に話!?!?
優さんに子供ができたとかか??
まぁ。
いい話ならなんでもいいか。