好きって言って!!
《ていうか、椋ちゃん、好きの意味・・・知ってたんだね?》
泣いてすっきりしたのか、清々しい声で呟く菜月。
《どーいう意味だよ; それぐらい、わかってっけど?》
《あんまりにも言ってくれないから・・・
知らないんだと思ってた~!》
ホッとした菜月の声。
てか知らないって・・・
でも、まあ・・・
《本当の意味はまだわかんねえな。》
《うん、そーだね~! でも、2人で探せばいいじゃんっ♪》
《うん、そーだなっ!》