好きって言って!!
「最近どーなんだよ?椋太と!」
「へっ?」
いきなりぶっかけられた質問……。
「別にふつうだよ?」
「へー。ふつう、ねぇ?」
奈々ちゃんからのいたーい視線。
「あ、もしかして……。あいつのことで悩んでんのか?唯」
うっ………
図星だよ、大介……
「図星かよっι」
「ていうかあんたのせいで思い出したんだからね。」
そーだよっ。せっかく忘れてたのにさ(´・ε・`)...
「変な誤解する前に言っとくけど……」
もう、いろーんな妄想しちゃってますよーだっ!
「はいはい、口尖らさないっ!ちゃんと聞いておきなさい」
ポンポンと叩かれた頭をおさえながら大介をみた。
「あいつら、なんもねーからな?」
「そんなの当たり前でしょっ!?」
「いや…、一応、な?」
「……よかったあ!」
「え?」
「ほーらなっ?」
「菜月っ?当たり前でしょ?」
そうだよね……。
当たり前のことだけど………
今のあたしにとっては一番安心できた言葉なんだもん……。
きっと、大介のおかげ……っていうのもあるけどね?