好きって言って!!
「だから……、あんま心配すんな?」
今度は大介が頭をポンポンってしてきた。
あれ…?この感じ……
「……大介と奈々ちゃんってお似合いだよねー♪」
奈々ちゃんと似てるっ♪
「えっ!?」
「な、なに言ってんだよっ!?」
いきなり真っ赤になった奈々ちゃんと……
いきなり焦りだした大介。
「どーしたの?2人とも」
「な、なんでもねーよっ」
そんじゃ、行くから
なんて言葉を残して大介は消えていった。
「もー……、菜月はっ」
真っ赤な顔をおさえながら下を向いている奈々ちゃん。
もしかして………
「大介のこと、好きなの?」
その瞬間にボッと赤くなった奈々ちゃん。
「好きなんだあ〜!」
「もーっ!なんで勘だけはするどいのよー、菜月はっ」
なんかぶつぶつ言ってるけど知らないもーんっ♪