アイドルに変身?
時計を見るともう午後3時が過ぎていた。



私ってどれだけ寝てたのよ。



私は誰もいない保健室でボーっとしていた。



ガラッ。



「ごめんなさいね!」



保健室の先生が入ってきた。



「何処か痛い所ある?」



「いいえ。大丈夫です。」



ちょっと腕を擦り剥いたみたいで痛かったけど、



それはもう既に治療されていたし。



「相原さん、あなた寝不足だったでしょ。



保健室に運ばれてきた時、よく寝てたもの。」



あははははっ・・・だから、そんなに心配しなかったわけね。



「じゃあ、私戻ります。」



「はい、どうぞ。今日はちゃんと寝るのよ!」



「はーい。」



そう言って、私は保健室を後にした。





< 12 / 263 >

この作品をシェア

pagetop