アイドルに変身?
「本当なんだね。」



「「はい。」」



「今回は、週刊誌に乗る前にもみ消せたから良いものの


少しは自分達の立場をわきまえなさい!」



「「はい・・・。」」



そう言って、私と陸は社長室から出た。



社長室の前で待っていたのは海斗だった。



「ちょっと来いよ。」



私は海斗に腕を掴まれた。



「痛がってるよ。海斗。」



そんな、優しい陸の言葉も



「陸には関係ない。」



という言葉でかき消された。



< 120 / 263 >

この作品をシェア

pagetop