アイドルに変身?
私の歌唱力も少しは聞けるくらいにはなった頃、



津田さんに「作詞も頑張ってね。」と紙を渡された。



うーん・・・どんな事を書けば良いのよ。



「ランシーも作詞してるから、少しは役に立つかもよ?」



なんて、津田さん言ってたけど・・・。



・・・聞いてみようかな?



私は海斗に電話をしてみた。



プルルルル♪



「もしもしリン?」



すごい嬉しそうな声だし。



「うん・・・。」



「どうした?」



「作詞がね・・・どうやって書いたらいいか分らない。」



「ふーん・・・。」



少し考えた海斗。



「自分の思った事を、まずは箇条書きに書いてみたら?」



「そんなんでいいの?」



「出来ないんだろ?」



「うん。」



「だから、自分の書きたい事を纏めるには書くのが一番だよ。」



「そっか、ありがとう。」



私は海斗の言うとおりにしてみようと思った。



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