アイドルに変身?
私は台本を読み終わり学級委員の元へと向かった。



「ねぇ!口づけって本当にしないわよね?」



「えっ?しないの?」



「えっ?するの?!だって私達中学生よ?!」



「しなくても良いけど、してる風に見せるのは大変だよ?


いっそした方が・・・。」



「しないしない!」



その時横に現れた響。



「俺とのキス。そんなに嫌なんだ。」



「えっ?」



私が振り向くと、冷たい目で私を見る響。



「・・・そ、そんなわけじゃぁ・・・。」



「じゃあ良いよね!」



と笑顔になる響。



私、響の演技に騙された?




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