アイドルに変身?
「ねぇ!海斗!私この後用事なんかない!」



「うっせーな!」



津田さんは私と海斗の話を呆れ顔で見ているだけ。



「ケーキ食べたかったのに!」



「お前はケーキって言ったら、どんな男でもホイホイついて行くのかよ!」



「どんな男でもじゃないもん!響だし!」



「はぁ?響?いつから呼び捨てする程仲良くなったんだよ!」



「いいじゃん、クラスメートだよ?」



「ただのクラスメートって感じには見えなかったけどな。」



そう言って、海斗は私の腕を放した。



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