アイドルに変身?
私と海斗は前行っていた学校へと向かった。



校門の前に行くと、やっぱり誰もいなかった。



けど、小さい方の門が開いていた。



「入ってみるか!」



「えっ?怒られるよ。」



「いいさ、その時はその時!」



そう言って、海斗は私の腕を引っ張りながらずんずんと学校の中に入っていった。



職員玄関が開いていたのでちょっと顔を覗かせると、



用務員のおじさんが立っていた。



「どうしたんだね?」



「あっ、すみません。半年くらい前までここに通っていたのですが、


懐かしくて・・・。」



「あぁ、そうなんだ。」



と優しそうな用務員さん。



「あの、少し学校の中見てもいいですか?」



「1時間くらいなら、私もいます。それ位ならどうぞ。」



そう言って、入るのを許してくれた。



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