アイドルに変身?
「城田君?」



私は後ろを向いた。



「誰が今日も来てないって?」



「えっ・・・?」



聞かれていたのか・・・恥ずかしい。



これじゃ、毎日私が保健室を覗きに来ているみたいじゃん。



まぁ、実際来ていたんだけど・・・。



「毎日気にかけてくれていたんだ。」



「別に?」



素直に「うん」とは言えない私。



「保健室入らないの?」



「あぁ・・・別に用事もないし・・・。」



と歩き出そうとした瞬間



私は、保健室へと腕を引っ張られたのだった。





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