ばくだんスイッチ―いじめに対抗する「権力」―

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「この国には爆弾のスイッチがあります。

この国の誰も爆弾がどこに隠されてるのか知らないし、どんなに研究したってわからないのです。

だけど絶対に爆弾はあります。

それを爆発させるにはスイッチを押す必要があります。

でもそのスイッチは厳重に管理されていて、簡単には取り出せません。

ある日突然爆発なんて有り得ません。

ただこの国には爆弾があるという事実が重要なだけであって、実際爆発することはありません。」