愛しき悪魔
冷たさと暖かさ
せっかく甘い雰囲気にはなったけど、
体力的にボロボロな亜羅をほっとくわけにはいかなかったから…
「…ン…フ…ァ…ちょっ、亜羅…。」
「…チュッ…ン…美流…。」
…押し返そうとするもこんな調子できかないので苦戦していた。
あ、そだ。
「…ン…亜羅ぁ、胸に…キス…して?」
必殺…上目づかいで甘える。
名前はそのまんまだけど…効果はあった。
「…ン…わかった、エッチだな美流は…。」
あんたに言われたくない!!!
って思ったけどここは我慢して…。
でも本当は耳元で囁かれてドキドキしていた。
チュー…
フワッと力のぬける感覚がする。
まんまと引っ掛かった亜羅どうにか体力を回復できているみたいだった。