愛しき悪魔

………で、結局ソファーに横になっても寝付けず










しかたないから水でも飲もうと思ってリビングに行こうとしたら










『ｽー…ｽー…』










俺とは違い無防備にもベットでｽﾔｽﾔ眠る美流を見つけた。










『なんだよ、俺は寝れねぇのに…。』










でも違った。










『……？』










目元が光ったー…。










近寄って頬を撫でる。










『涙……？』










………泣いてたんだな。









……泣き疲れて眠ったのか…












その後はただ、ベットに腰掛け頭をなで続けていた。










『…ﾝｯ…ｽー…』










寝顔………マジ可愛い。










こんなこと絶対いわねぇーけど。










あっ……










ﾎﾞﾝｯ！！










自分でもわかるくらい顔が赤くなった。