愛しき悪魔
「いーよー。今からする?」
「いいですか?」
「おう。じゃあ亜羅、隣の部屋借りんな。」
「!…なんでここでしねぇんだよ。」
「お楽しみっだろ?綺麗な美流ちゃんにしてドキドキさせてやるから。」
「へぇ!?」
恥ずかしそうに顔を赤らめる美流。
そ…そんな顔で俺をみんなよ。
「じゃあ少しの間お預かりぃ!行こー。」
戸惑いつつも肩を押されてしぶしぶ部屋を出ていった美流。
あの得意げな傷毅が憎い…。
すると横から刺さる視線。
「なんだよ。」
「お前、美流の変化気付いているのか?」
男らしさの残る芽威奈の声が響く。
「変化?」
「体のことだ。」