愛しき悪魔
「他に悪魔は食べるものないの?」
「人間の悪い事したやつの魂とか、エネルギーになる。でも肉にはなんねぇ。肉になんのは天使か…」
「か?」
「悪魔だ、共食い。」
「…」
「…ひくな。」
「ひくよ、フツーに。」
「わかったろ、仕方ないんだよ。」
「本当にそれだけ…?」
「何がいいたいんだよ。」
「亜羅。」
私は亜羅をまっすぐ見る。
急に真剣になった私を戸惑うに見る亜羅。
「なんだよー…」
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