愛しき悪魔











「ふーん。あんた結婚してんだ。…相手…悪魔?面白っ。契約きりたいねぇ…。あるじゃん。方法。」










「え…?」










彼女は私の顎を掴み上にむけた。










目を細め、ニヤァと笑って呟いた。



















「あんた、消えりゃいーじゃん。」


















もう一度、涙が伝った。






















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