愛しき悪魔










「さぁ、どうする。YesかNOか。」










彼女の目が獲物を見る目に変わる。










悪魔と同じ獲物の見る目。










でも、今の私はそんなことを気にしてられなかった。






















この話をのめば、










今の私は消えるけど…










亜羅に迷惑をかけなくてすむ。










そして悪魔だけどー…










もしかするともう一度会える?










そしてずっと一緒にいられる?










とりあえず、これで亜羅に迷惑がかからなくてすむならー…










「Yes。」










…ーなんでもいい。











そして私は彼女の手の中に堕ちたー…。










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