好きだっつーの!
黒豹




思い出話に浸っていたあたしを見て、あえて怜衣は
そこに触れずに『みんなには伝えてるの?』と一言。



「今日のことは、情報係のカズに任せてるから大丈夫」



『でもそれじゃあ、みんなが来るかわかんな「来るに決まってんじゃん!なんたってあたしが久々にみんなを収集したんだしね」



あたしが怜衣の言葉をさえぎって言うと怜衣は『まあ、それならね〜』と言って納得したようだった。






気がつくと、チャイムが鳴っていて先生は教室を出た後だった。




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