逆ハーレム~俺様彼氏の上半身は超セクシー!?~
たったった……



物凄い速さで、誰かがやって来た。しかも、セバスチャンとお揃いの着ぐるみでだ。



「と!」



着ぐるみの彼は、そう言ってセバスチャンの頭に竹刀で叩く。だが、バシンっとハンマーで竹刀をとめたのだ。



「やい!来斗!今日こそは、勝負だ」



うさぎの小さい版の彼は、まだ小さい。セバスチャンよりもきっと子供だとあたしは、思った。



「ここは、着ぐるみ屋さん?」



「違うだろ?」



浩介の突っ込みに、セバスチャンが頷いた。何度も……



じゃあ何!?ここは……遠子のパパさん何をしてる人なの!?



いつか、動物園でも作る予行演習!?



何よ!一体!



「さぁ?俺には、理解不能だけど」



「確かに、理解不能だけど。なんだろう?アトラクション!?」



「アトラクションって、違うだろ?」



「うん、でもアトラクションだったら良いけど。乗り物に乗りながら庭をぐるっと一周して、突然猛獣飛び出して来るとかって!」



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