月光
「よろしくお願いします。五島先生。」




「こちらこそ、よろしくね。あ、実はね、今空港に君を迎えに来てるんだけど。正面口を出てすぐ右を曲がって真っ直ぐ行ったとこにいるから、ここまで来てくれるかな?」




…えっ?担任自らお出迎え?何で?




「わかりました。ありがとうございます。」




私は不思議に思いながらも、お礼を言って携帯を切り正面口に向かって歩いた。
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