ラプソディー
#00
「あ、あった」
違う制服を来た人達が顔を上げ
必死に番号を探していた。
「秦くん私あったよ!」
「俺もあったよ」
俺、草津 秦と名前だけはカッコいいのだが俺自身は、至って普通の平々凡々と生きている。
無事に高校受験も終わり、合格発表に来ているわけだが周りみたいに「受かったー!」とか騒がずに冷静にいたりする。
「秦くんと一緒に高校生活出来て嬉しいね」
さっきの言葉を撤回する。
冷静になんていられない。
可愛い笑顔を向けられて「一緒に高校生活出来て嬉しいね」なんて言われてみろ!
テンション上がりますとも!
「そうだね、帰ろう」
違う制服を来た人達が顔を上げ
必死に番号を探していた。
「秦くん私あったよ!」
「俺もあったよ」
俺、草津 秦と名前だけはカッコいいのだが俺自身は、至って普通の平々凡々と生きている。
無事に高校受験も終わり、合格発表に来ているわけだが周りみたいに「受かったー!」とか騒がずに冷静にいたりする。
「秦くんと一緒に高校生活出来て嬉しいね」
さっきの言葉を撤回する。
冷静になんていられない。
可愛い笑顔を向けられて「一緒に高校生活出来て嬉しいね」なんて言われてみろ!
テンション上がりますとも!
「そうだね、帰ろう」
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