ラプソディー
──某病院──

「あそこの二人さんモデルか何かかしら」

二人は目立っていた。

「何で私が…」

「お前が悪いんだろ」

柊は買ってきたジュースをいろはに渡し長椅子に腰をかけた。

「大事な試合なんだからあんな事はダメだろ」

「ふん」

「…いろは」

柊の呼び掛けを無視をしジュースを飲み続けた。

「はぁー…、俺に迷惑かけてもいいが他の人にはするな」

柊は、いろはの髪に手を伸ばしていた。

「ふんっ!迷惑なんてかけた事もないわ!」






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