ラプソディー
小さい頃から、迷惑かけられてるんだけどな。
それに気付いてないのか、お前…

まぁ、いいけど。馴れてるし…

というか、こいつの髪サラサラで気持ちいいな。

「北見遅いな、ついでに乗っていくだろ?」

「……………」

「柊様、お待たせしました」

「おう」

柊は、いろはの髪から離れた。

「足の怪我はどうですか?」

「少し痛めただけだ」

「また、いろは様のせいですか?」

いろはに向かって睨んでいた。

「ふん」

「いや、俺の不注意」






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