ラプソディー
そして俺とイロハは何処かに向かっていた。

部室にて──────。

「バンドやろうって言ったって、すぐに出来るわけないし」

「練習すればいいじゃない」

白樺さんの当たり前発言に否定が出来なかった。

「まぁ、俺はドラムに決まっとるがな!」

親指立てて俺に言わないで下さい。

「歌詞は最上ちゃん」

「へ?わ、私ですか!?」

「期待しているよ☆」

「はい!頑張ります!先生!」

つっこむ部分がありすぎて聞いていない振りをしていた。




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