ラプソディー
「まぁ皆、張りきってて青春だわ」

図書室からグランドを眺め白樺アイコもサボっていた。

前半戦、男子──ドッジボール──

「サクッと殺ってやるで!気合い入れろよ!」

「あ゛あん!?」

うっ!一回戦から上級生と!?
いや、これは無理だろ…。

「案ずるな、コゾーよ」

「あんまり挑発とかやめろよ…」

今回の事で睨まれるのも嫌だし、これ以上の面倒は嫌だ。

「心配すんな」

イズル?

「あははは☆氏ね」

これ以上、挑発してどうすんだぁぁああ!?

もう俺は、上級生達の顔見れません。






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