ラプソディー
その男もイケメンと言えばイケメンで美形女と並んだらピッタリと似合っていた。

「親みたいな事を言うな!
馴れ馴れしく話し掛けるな」

美形女は、そんな吐き捨てた台詞を言って走り去っていた。

「あいつは…はぁ…」

俺は、ただ呆然と見ているだけだった。

「大丈夫?怪我ない?」

「あ、大丈夫」

立ち上がりイケメン男を見上げるデカすぎるだろ…。

「冬至くん」

「ん?俺の名前知ってくれてるんだ」

「は、はい、有名ですから!
私、最上琴葉です。
こっちは幼馴染みの秦くん」





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