ラプソディー
翌朝も豪華な朝食に車での登校だった。

冬至父には「また来てね」と言われ、そのまま海外へ飛んで行ってしまった。

「冬至は毎日こんな生活なんか。羨ましいなぁ、フィギュア何体買えるやろうか」

「フィギュアだけだろ?」

「冬至は、鋭い奴やな」

昨日の真面目なイズルは何処かに消えて、いつものふざけたイズルに戻っていた。

昨日のあれは何だったんだろう。

「到着いたしました」

気が付けば、もう校門の前に着いていた。
やっぱ車だと早く着くな。






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