悪魔なアイツ
Naoyaの家の前に
ようやく辿り着いた。


時刻は午前3時。


部屋の窓を見ると
電気がついていた。


待っててくれてる
のかな……
なんてほんの少しの
期待をしながらNaoya
の部屋へと向かった。


階段をのぼる足取りは
半分重く、半分明るい
気持ち。


早くNaoyaに会いたい。


今の私にはそれだけ
しか頭になかった。
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