悪魔なアイツ
Naoyaは私に手を差し
伸べて言った。


『帰ろ…愛梨。』


私はその手を取って
Naoyaの家へと帰った。


「Naoyaごめんなさい…」


そう言うとNaoyaは
笑って小声で言った。


『ん……。ったく俺の
嫁は泣き虫で困るな…』


「なに……?」


『なんでもねぇよ……』


また泣きだしそうな
私にNaoyaはキスをした。


『好きだ…愛梨。』


Naoyaが私に言ってく
れる魔法の言葉。


私もNaoyaが大好きだよ。
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