悪魔なアイツ
「や……だ……」


あぁ……んっ…


『………嘘つき。』


その意地悪な表情が
私の体温を高くする。


すぐに朝を迎えた
私たち。


Naoyaの腕の中に
ずっといたい。


贅沢は言わないから
ただそばに居させて……


そんな小さな願いを
胸に秘めて。


この時はまだ
これからの撮影が
苦しいものになるなん
て知らずにいた。
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