悪魔なアイツ
泣きそうな顔をした私。


けれどNaoyaは
そんな私を見ても
せりなちゃんを振り払
わない。


なんでなの……


悲しくてその場を離れ
ようとした時、監督の
声が響いた。


『はいカット!!!!』


するとNaoyaは私の
そばへ来て耳打ちした。


『REIと仲良くした
仕返し……な……』


「だってあれはREIが…」


『俺もあれはせりな
からだから……』


Naoyaの事ばかり責め
ていたけど自分も同じ
ことをしていたんだ……


私って
ダメな彼女だな………
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