悪魔なアイツ
私はその足で
●×プロダクションへ
来ている。


「三谷さんをお願いし
たいのですが……」


『はい。お待ち下さい。』


受付の人に案内されて
通された広い部屋。


真っ白い壁に私は
清々しさを感じていた。


―――数分後。


三谷さんがにこやかに
私の目の前に腰掛けた。


『答えは出たんだね?』


「はい!!」


私の表情から読み取っ
たのか三谷さんは言った。


『ありがとう!!』
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