悪魔なアイツ
『なにニヤニヤしてん
だよ……笑』


「えっ!?」


いけない!!
ぼんやりしてた!!


『パーティーに来て
くれてありがとな?』


そう言ってNaoyaは
少し屈んで私に目線を
合わせる。


「お誕生日…おめでと」


『…おぉ。サンキュ。』


「ご、ごめんね…
プレゼントを持って
こなかったの……」


『別にいいよ……』


「でも………」
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