悪魔なアイツ
「あの……さっきから
私の顔…変な顔じゃ
ないんですか?」


『ん〜?
綺麗だし可愛いよ?』


「………」


『僕の腕を信じて?』


「はい………」


『このカメラのレンズ
を好きな人の瞳だと
思って見つめてみて?』


Naoya……
好きだよ……今も。



カシャッ……



その時私から遠い場所
で三谷さんは呟いた。


『やっぱり……
愛梨ちゃんが想ってる
相手はNaoyaだな……』
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