悪魔なアイツ
コクリと頷く私。


それを見て優しい笑顔
を向けてくれたNaoya
にすごく悪い事をして
しまったことを後悔した。


「…ごめんなさい……」


『ん…?なにが?』


そう言ってまた私を
ベッドに寝かせる。


頭を撫でる手は
優しい優しい手。


安心してすぐに眠り
に就いた。


まさか―――
その時ネックレスが
服の中から出てしまっ
ていたなんて。
< 175 / 194 >

この作品をシェア

pagetop