悪魔なアイツ
『この子モデルの
Naoyaが大好きで〜
2人でずっと探してた
んですよ!!』


あぁ……
また余計なことを……
Naoyaを盗み見ると


『へぇ〜そうなんだ。
Naoyaが好きなんだ…』


顔色1つ変わらない
ものの、私は見逃さな
かった。


Naoyaの口角がキュッ
とあがっていたのを。


Naoyaは私の耳元で
また囁いた。



『今夜俺の家に来い…』


む、ムリですって。
もう心臓がいくつあっ
ても足りないよ……。
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