悪魔なアイツ
また笑われる……


そう思った時
ちょうどホテルに
到着した。


『ほら…来いよ…』


意外なことに優しく
手を差し伸べてきた。


手を繋いで歩いている
と、遠くから見ても
ホテルには沢山の人が
いるように見えた。


「ねぇ?ここで何か
あるの?」


するとNaoyaは何も
言わずに微笑んだ。


イヤな予感がして
ならないんですけど……
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