悪魔なアイツ
『こっちにおいで?』


両手を広げて待ってい
るNaoyaに首を横に
振った。


『仕方ない……』


そう言って
Naoyaは後ろから私を
抱き締めた。


『今度から刃向かう
たびにキスマーク付け
るからな……』


初キスだって
体験したばかりの私に
は刺激が強すぎるよ。


あ……
なんだか火照ってきて
体中が熱い。
それに緊張のせいか
喉が渇いてきた。


「ねぇ…離して?」


『………ムリ。』
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